年功制を脱するべきか

最近はDXの加速に伴い、20代でも管理職になれる脱年功制を取り入れる企業が増えてきているようである。

会社に入ってからの経験年数によって昇進していくのではなく、管理職のポストを公募し、年数を問わず応募できる仕組み。

 

今はまだこのような制度があるところは少ないかもしれないが、もっと増えていくべきだと思う。

リーダーシップ体験を積んだ社員が増えることで、その組織の成長スピードも上がっていくはず。

 

20代のうちに仕事でリーダーシップを経験できるのとできないのとでは、その後の成長に大きな差が出てくると思う。

日本人は出世意欲が低く、昇進をしたがらない人も多いと言われているが、出世を求めないとしても、リーダーシップ体験はしておくべきだと思う。

 

そうしないと、仕事上で起きる問題から逃げてしまったり、自分ごととして捉えない、責任感や当事者意識を持たない人材を増やしてしまうことになる。

プロジェクトを進めていくときに、そのメンバーにリーダーシップを持てる人が一人でも多くいれば、進み具合も変わってくると思う。

 

年功制を脱し、若いリーダーを育てる試みはもっと広がっていくべきだと思う。