事情により義務教育を修了できなかった人や外国籍で義務教育を修了していない人のために開かれている夜間中学。
文部科学省はこれを増やしていくために各都道府県の教育委員会に依頼をかけているそうである。
学び直しの場をつくるために新たに学校を設置するということに私は反対の立場である。
最近はリスキリングという言葉があるように、社会人でも学び直しをして新たなスキルを身に着けていこうという流れがある。
そしてその学びの手段というのは実に多様になってきている。
一昔前は学びの場といえば、学校や塾に通って教室で授業を受けて、というものであったが、今はYouTubeやUdemy、Voicyなどいろいろな学びの場があり、どれも非常に充実している。
しかも安価で、いつでもどこでも学べる。
社会人の学び直しにはこういったツールが利用されているのに、教育を受けられなかった人の学び直しには学校に通うことを勧めるというのはどうかと思う。
本当に学びたいという意志があるのであれば、こういったインターネットを利用した学習が最適なのではないかと思う。
わざわざ学校に通って、というのは生産性が低い。
夜間中学のカリキュラムを見ても、普通の学校の授業と同じ。
今ある夜間中学も、授業をWebで行うなど新しい学び方を取り入れていくべき。
生産性が高く、新しい学び方で楽しく学べる夜間中学であるべきと考える。