他者の失敗からの教訓は生きるのか

KDDIで起きた大規模な通信障害について、

KDDIの社長が会見で「ドコモの障害後にすべて見直したが、甘かった」といったことを言っていたようであるが、

このことから考えたのは、やはり自らやってみて失敗してみないと本当の学びは得られないということ。

 

他者が失敗してきたことから学びを得て、自分が失敗しないように取り組みを工夫していくというのは効率がよく、近道に見えるが、

結局は自分で試行錯誤してやってみないと何が起こるかわからない。

そこで失敗して学びを得ることによってまた先に進むことができる。

 

通信障害の発生をゼロにすることは不可能ではあるが、今回のトラブルから得た学びを生かしてKDDIはさらに技術が発展していくと思う。

 

また、今回のトラブルで驚いたのは通信網が利用されている分野の幅広さ。

こんなにあらゆる分野で利用されているということを改めて知った。

 

あらゆるものが通信でつながっていく時代。

通信を支えている大企業の責任はこれからもどんどん大きくなっていく。

自らの失敗から得た教訓を生かして、トラブルを抑えるための取り組みを進めていってほしいと思う。