面接する側に立ってみて

先日、たまたま面接官をする機会があった。

今までは面接を受ける側にしか立ったことがなかったので、反対側に立ってみて学べることが多かった。

 

まず面接官の方も緊張するということ。

これは当たり前かもしれないけれど、面接をする方も緊張する。

求職者の方に真剣に向き合い、ジャッジをしなければならない。

そのための雰囲気づくりや質問の仕方など考えることも多い。

こっちが緊張しすぎると相手側にも伝わってしまうと思うので、こちら側から場を和ます発言をしておくことも重要だと感じた。

 

もうひとつは、求職者の本当のところの発言を引き出すことが難しいということ。

いくつか質問をしていくと話が矛盾する部分が出てきたりする。履歴書に書いてあることが本当なのか、発言が本当なのかわからない。

こういうときはおそらく話している方も何を言っているのかわかっていないのではないかと思う。

面接を受ける側としては、質問に対してポイントを抑えて的確に簡潔に回答するテクニックはこういうところでは本当に重要だと思う。

本当の部分を引き出すための質問方法も重要だと感じた。

 

あとは身だしなみや一連の所作、話し方などから伝わる印象が思ったより重要だということ。

その人の性格や価値観が表れる部分だと思うので、結構注目してしまう。

 

私個人的に注目したのが、履歴書の書き方。

字の書き方、揃え方にもその方の意識の違いが表れるので見ていて結構面白い。

 

採用する側が求めているものは何なのか。

それをいかにイメージして考えておくことができるか。

それが一番重要だと感じた。