タブレット端末などを利用したデジタル教科書が2024年度から小中学校に導入されるという記事を見た。
この件について私が思うのは、やはりまだ学校教育の考え方は遅れているなということ。
紙の教科書がデジタル化されただけ。
しかも、学校教育法の関係で教科書に載っていること以外の動画などは流すことができないとのこと。
この程度の変化ではまだまだ日本の教育は危ういと感じる。
「教科書」というフレーズがまだ残っていることが、教育の現場が変わっていないことを象徴しているように思える。
いっそ教科書という概念をなくしてしまい、授業はすべて動画で見るようにしてはどうかと思う。
授業動画を利用してインプットは生徒が個別に行えるようにし、学校の授業は主にアウトプットができる場として運用していくのはどうか。
そうすれば個々のペースに合わせて学習が進められるし、授業で話を聞くことに退屈を感じたり、苦手意識を持つ子どもにも有用なツールとなる。
さらに宿題についても動画を見るだけで十分だと思う。
動画を見て、テストをクリアするたびにポイントが貰えたりするようなインセンティブシステムも取り入れれば、ゲーム要素もできてさらに効果的になるのではないか。
学校教育のDXはまだまだ工夫し進化していく必要がある。