台湾侵攻と米中の対立

米中の対立が激しくなってきている。

このままいくと、あと数年の内に中国の台湾侵攻が起こりうる。

アメリカはそうならないように中国を抑え込もうと力を入れているが、逆効果になっていると思う。

正直、すでにもう台湾侵攻への流れを止めることはできないと考えている。

あとはいつそれが起こるか。

 

ロシアのウクライナ侵攻から中国は学びを得ており、アメリカを始めとする西側諸国がどういった動きをしてくるか研究しているはずである。

それらを踏まえて、習近平氏が2027年までに台湾統一に動く可能性はかなり高い。

 

もし台湾侵攻が起これば、日本に及ぶ影響はかなり大きい。

エネルギーや半導体など、ウクライナ危機以上に大きな影響が出る可能性があると思う。

 

今後は中国市場との完全な切り離しも日本は考えていかなければならない。

現在は日本もアメリカも中国が最大級の貿易相手国となっている。

それを完全にゼロにするとなればかなりのパワーを要することとなるが、やらざるを得ない。

世界の分断は今後さらに広がっていく。

ロシア、中国側の世界とアメリカ側の世界は分かれてしまうのかもしれない。

 

環境問題への対応などもそれぞれの世界で違ってくると、実効性も低くなってしまうのではないか。