キングダム2 遥かなる大地へ を観て

キングダム2を鑑賞。

原作は読んだことがなかったが、Mr.Childrenの「生きろ」が主題歌ということもあって興味が湧いた。

戦闘シーンはすごく迫力があるし、リアリティのあるいい映画だとは思うが、私の好きな映画ではなかった。

合戦のシーンなんかはリアルすぎて引いてしまう。

CGがすごくよくできていて、実際に撮影された部分との境目がわからないぐらいだった。

逆に私にとってはそこがいまいち。

戦闘のシーン以外はよかった。

 

昔は日本にもあんなことをしている時代があったことを考えると、自分は本当にいい時代に生まれたなと思う。

ああいった合戦で亡くなる人の数は相当多いはず。

当時の人たちは本当にいつ死ぬかわからない人生。どんな気持ち、考えを持ちながら日々を過ごしていたのだろうと考えてしまう。

それに比べると現代は本当に恵まれている。

恵まれているがゆえに、生きることに情熱を持てなくなっている部分もあると思う。

 

今回の映画のテーマには「生きることへの意志」と、「夢」があると私は思う。

最近、岡本太郎の著書「自分の中に毒を持て」を読んでいるところなので、こういうテーマに心が動く。

主人公の夢は天下の大将軍。

自分が成し遂げたいことを持っているからこそパワーが出てくるんだと思う。