人間は老化によって死ぬようにプログラムされている。
年を取るほど細胞分裂時にDNAのコピーミスが起こり、老化細胞がたくさんたまっていく。
その老化細胞が残り続けると、がんになる可能性が高まってしまう。
DNAのコピーにミスが起こると言われているが、私はこれはミスではなく、必要なものとして取り入れられた仕組みなのではないかと思う。
地球全体、生物全体としての繁栄を考えたときに、もし老化しない(死なない)種類の生物がいたとしたら全体のバランスが崩れ、全体として衰退していく。
生物界全体として、まるで細胞のようにどんどんリニューアルしていかないと繁栄どころか維持ができないのではないか。
そのような理由もあって、個としてはある一定の期限で死ぬようにプログラムされているのではないかと思う。
しかし、哺乳類の中でも一部の種類のカメは老化をしないようである。
細胞の修復機能が衰えず、老化現象が表れないとのこと。
カメだけが老化の法則から逃れられている理由は何なのか。
動きが遅いため、敵から攻撃を受けるなど外部からの要因で死亡するリスクが高いから、その分老化を抑えて繁栄する戦略をとっているのではないか?
甲羅を持っていることが関係している?