元首相の銃撃事件に関して考えたこと

安倍元首相の銃撃事件について気になり、考えたこと。

 

  • 銃を自作できるということ

あれだけ殺傷能力のある銃を一般人が作れてしまうということが驚き。

これは3Dプリンターを用いれば、ある程度知識があれば簡単に作れてしまうという。

ただ、今回使用されたのはおそらくホームセンター等で買えるものを組み合わせた完全な自作の銃と思われる。

昔の火縄銃のような形式だと言われているが、問題は火薬。

火薬の入手に対する規制をさらに厳しくする必要が出てくるのではないかと思う。

 

  • SPなどの警備の動きに問題はあったのか

報道番組などで専門家からは、銃撃から守れなかったのは警護の動きが悪かったからだとする意見が聞かれる。

しかし、私はそうとは言えないのではないかと思う。

SPはたしかに要人を守るための訓練を受けているが、あの一瞬、コンマ何秒の間の判断で安倍元首相を守り切るのは不可能だったと思う。

犯人が使ったのは複数の弾が出る銃であり、狙いを定める必要もなく、銃を撃つための予備動作がなかったのではないかと思われる。

明らかに銃を構えて相手を狙っていたのであれば危機を察知できるが、それがなかった場合に不審者を判断できる可能性は低いのではないかと思う。

それより前の段階で不審な動きを察知できる能力の向上も今後求められるのではないかと思う。

 

  • 今回の事件が社会に及ぼす影響の計り知れなさ

日本で起きる事件の中でも最大級のインパクトの大きさ。

普通の一般人がこれほど極端な思想を持ち、これほどの事件を現実に起こしてしまう社会になってしまっているのだと感じた。

欧米などと比べて日本は安全だという意識はなんとなくあったけど、今回の事件を受けて日本も絶対に安全ではないんだと思い知らされた。

銃などの脅威から身を守るための工夫や警備強化が必須になってくると思う。

 

改めて、人生はいつ終わるかわからないということを感じた。

明日も今日と同じような平和な日常が続くとは限らない。

後悔しない人生を生きたい。