日本は個々の才能を伸ばすための教育が海外に比べ遅れているという。
みんなが同じように教育を受けることが重要視されており、能力の違いに応じた柔軟な対応ができていない。
確かに海外では飛び級制度があり、突出した才能を持つ子どもはどんどん飛び級をさせ、才能を伸ばすための教育をしているようである。
私は、日本では才能の違いなどに応じた飛び級制度は義務教育には導入すべきではないと思う。
上位数%の突出した才能を育てることに力を入れるよりも、教育のあり方を見直し、全体のレベルアップや改革に力を入れていくべきだと考えている。
そうしないと日本はますます海外に遅れをとっていく。
特にITの世界では日々技術がアップデートされ、考え方も変わっていっているのに、日本の義務教育は変化のスピードが遅い。
今までの伝統的なスタイルを変えていく試みが必要だと思う。
まず理系文系を分けないようにすることからやっていくべき。
そして、生徒たちが世の中の様々な問題に対して自分で考えた意見を自信を持って言えるような教育をしていくべきと思う。
一方で大学ではもっと柔軟なカリキュラムが組めるようにすべきだと思う。
学部などに縛られず、理系文系なども越えた学びができるようになれば、すごく面白いのではないかと思う。
教養を広く学んで知的好奇心を刺激し、自分がこれだと思う分野をとことん深く掘り下げて学ぶことができる。
学ぶ意欲のある人材がそんな環境で学ぶことができたならすごく楽しいと思う。
また学業以外での才能があれば、むしろそこに力を入れていくべき。
伸ばすべき才能は学業だけとは限らないので、そこにも目を配れるような教育をすべきだと思う。