ドイツのボッシュ社が世界40万人全社員の学び直しを進めているという記事を見てワクワクしてきた。
高度なIT人材を獲得しようとするのではなく、今いる社員をIT人材として育てていくという方針のようである。
専門的な技術を習得できる道を用意し、社員のキャリア形成を支援するこの取組はすばらしいと思う。
日本でも社員の学び直しを支援する企業が増えていくべきだと思う。
自分自身のキャリアを形成していくためには、学びへの投資が欠かせない。
70歳まで働く時代になればなおさらである。
自分自身のキャリア形成を考えているひとには当たり前かもしれないが、社会人になっても学びを続けている人の割合は少ないのではないかと思う。
社会人になってからの学びは本当に面白い。学生時代の勉強とは違って、自分の好きな分野をとことん掘り下げることもできるので、知的好奇心があふれてくる。
学んだ知識や技術などを仕事に生かすことができれば、楽しいだろうなと思う。
リスキリング(学び直し)を支援することで、学びの楽しさに気付き、仕事にやりがいや楽しさをもっと感じられるような社員が増えれば、企業としてもこれからの時代の変化に適応しやすくなってくる。