防衛費増とIT人材の育成

今回の参院選の争点のひとつとなっている日本の防衛費について、私は増額すべきだと思う。

ロシア、中国、北朝鮮の脅威が増してきている国際情勢の中で、危機に備えるためには日本も防衛に力を入れなければならないと考えている。

もし中国が台湾に侵攻した場合、米軍基地がある日本も何らかの動きをせざるを得ない。

そのときが来てから準備をしていたのでは手遅れだし、アメリカやNATOにいざというときの強力を求める意味でも、今防衛費を増やしておくべきだと思う。

 

ただし、予算を増やすだけではあまり意味がないと考えていて、どのような戦略で使っていくのかをしっかり考えていく必要があると思う。

武器や航空機、船などの物理的なものに重点を置くのか、それともサイバー攻撃などに備えてIT技術の進化やサイバーセキュリティ人材の育成に力を入れるのか。

 

私はサイバーセキュリティ人材に育成に力を入れていくべきだと思う。

日本は他国と比べてサイバー攻撃やセキュリティ技術への関心が低い傾向がある。

これからは今までの兵器での戦争から、サイバー戦争に移りつつある。

 

ハッカーによって日本のインフラ設備が攻撃を受ければ、大停電や通信設備がマヒしてしまうなどの影響が考えられる。

一度大きなダメージを受けてしまうと、復旧にはかなり時間を要すると思う。

 

日本を守るためにも、防衛費を増やすことと、サイバー人材を育成することは必要だと考える。