IT人材の流出を抑えるために、NTTが取り組む働き方改革について考えたこと。
働き方についての価値観が着実に変わってきていることを感じた。
人生100年時代になり、職業人生も昔に比べると相当長くなっている。
その中で、最初に就職した会社で定年まで働き続けるという考え方は古くなってきている。
途中でまったく異なるキャリアに切り替えることも可能になりつつある。
会社にキャリア形成を任せるのではなく、自分で考えて自分のキャリアを選んでいくという人が増えていくのではないかと思う。
会社としては、このような価値観の転換期にどうすべきか。
この価値観の変化の背景には、ツールの進化によるものが大きいのではないかと思う。
ツールの進化によって、選択の幅が広がった。
もはや一流企業というブランドだけでは優秀な人材は集まってきてくれない。
もし自分がNTTの社長だったら、テレワーク化を進めるのではなく、業務の生産性を上げるための取り組みを進める。
いっそ週休3日にしてみて、生産性を上げざるを得ない状況にもっていく。
これからは生産性が高い企業に優秀な人材は集まってくると思う。